「いとぞこ」って食器のどの部分?【うつわのことば・1・あ行】

 
こんばんは。

普段使い食器のすっきりアドバイザー
食器棚収納かんたんアドバイザー
うつわやさん須藤真一郎です。

今日からお届けする新シリーズ

それは
 「うつわのことば」
です。

実は前にも書いてましたが
少しずつ「普段使いの食器」にあうことばに修正してお伝えしていきます。

さて今日は第1回。
「あ」~ 「お」
をお届けします。

 
【あ】
『赤絵(あかえ)』
不透明な赤い絵の具による赤色を主に使い、
緑、黄、藍、紫などいろいろなガラス質の上絵の具でデザインを多少盛り上げて、
色づけ・焼成すること。
本焼成したうつわに加色後再度焼成。

こんな色遣いが赤絵ですね↓これは加色は少ない方ですが

色絵小紋手描き水玉ドット+粉引ベースのたっぷりくみ出し碗1個 ボウル・小鉢にも 南窯

【い】
『糸底(いとぞこ)』
今はうつわの底一般を糸底と呼んでいます。
本来はろくろでつくったりしたまだ焼いていない生地の底を「糸で切る」ので
糸底になったようです。

【う】
『上絵(うわえ)』
生地にうわぐすりを塗り一旦焼成したあと、
その上から絵の具を用いて書いたのち再度低温焼成すること。
今はスクリーン転写を貼って焼成するものも
一般的には『上絵』といわれることが多い。

これも今は「上絵」と呼びますね↓

テーブルが明るく、楽しくなる、北欧のたのしいデザインのうつわたち●北欧たのしいデザインナチュラルアイボリーボウル2種6個set●キルメルール サラダセット

【え】
『エンゴロ』
窯詰め時に生地をいれる容器のこと。
ちなみにエンゴロと呼ぶのは美濃瀬戸。
他の地方では『さや』と呼ばれることが多い。

実はエンゴロって「やきいも器」になったりするんですよ。
ストーブの上にエンゴロのっけて中にやきいものせて
またエンゴロでフタをすると・・
おいしいやきいもができます。

また花の鉢としてもつかわれたりしてますね。

画像がないのが申し訳ないです。

【お】
『織部焼(おりべやき)』
乱暴にいっちゃうと濃いグリーンのうわぐすりがかかった焼き物。
戦国時代から江戸初期にかけて千利休の弟子だった武将で茶人古田織部がつくらせたうつわとして有名。
漫画『へうげもの』の世界はここ。
岐阜県土岐市には陶片他たくさんの痕跡が。

こんな感じです↓

織部の魅力はやはり大人らしさ 美しいかたち大きさほどほど織部削ぎまあるい麺鉢 煮物にも

第1回いかがだったでしょうか。

なるべく専門用語をつかわないようにしたつもりです。
まだまだわかりにくいこともあると思います。

また陶磁器関係のお仕事の方には物足らない物になっているかとは思いますが
ご勘弁下さい。

私どもうつわやさんでは
あなたのご相談にのりながら
うつわをおすすめさせていただくことが可能です。

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